イベントへの想い  霖〜rin〜

スタッフ:霖〜rin〜


イベントまで一ヵ月をきりました。

多々不安はありますが、頑張って準備を進めています。

そこで、僕個人ではありますが、イベントへの想いを文章にさせていただきます。

長々となりますが、おつき合いください。


イベント「White Bell vol.0」を開催しようと決まった時に3つの重要なポイントがありました。

飯綱高原スキー場・長野のアーティスト・共有できる空間と時間です。

来週には配布を始めるフライヤーには

「冬の飯縄山に舞い降りる長野のアーティストによる緩やかな雪の夜」というコピーをのせました。

主催側として長野市で長野の土地を活かした長野のアーティスト達による時間と空間を

つくることが何よりの目的であり、それをたくさんの方と共有したいという想いがあります。


開催地となる飯縄山は、長野市民にとってはとても馴染みの深い山です。

四季折々の表情を見せてくれる山であり、特に冬はスキー場が白くなり初冬を知らせてくれます。

長野市に住まれている方ならば、外に出れば飯縄山が見えるという、暮らしに根付いた景色と

なっているのではないでしょうか。

昔に比べて雪は減ってきているようですが、ウィンタースポーツを楽しむのにも良いところですし、

戸隠への通過点となる山でもあり、お蕎麦も美味しくいただけます。

開催場所となる飯綱高原スキー場は、市内から30分ほどで行ける距離で、初心者の小さな子供から

大人まで多くの人達が利用しています。

決して、大きなスキー場ではありませんが、初心者にも無理なく安心な距離と傾斜のコースです。

上級者には、朝一のパウダーを楽しむにはもってこいの場所ではないでしょうか。

今回のイベントが、長野市内からも近く、自然豊かな気持ち良く過ごせる飯縄山の魅力を、

改めて知る切っ掛けのひとつとなればと思います。


そして、長野(特に長野市)を拠点に活動しているアーティストの魅力を、

まずは長野に住む人達に知ってもらうということです。

特に音楽は、この土地で暮らし創造するからこその生み出される音を、柔らかく

時に力強く響き奏でるアーティスト3組にお願いしました。

僕自身、沢山の音楽と触れてきましたが、2008年に故郷である長野に戻ってきてから、

彼らの音に深く魅了され続けています。

人それぞれの趣味趣向はあれど、彼らのオリジナリティーはきっと沢山の人達の

心に届く音だと感じています。

今回は自分を含め7組のアーティストで組みましたが、

他にも声をかけたかったアーティストもいます。

しかし、自分とスタッフにとっては初のイベント主催であり、まずはできることの

最大限の努力という想いから、7組に絞りました。

華やかさや盛り上がり、満足感などが増すかもしれませんが、やり過ぎてしまうことが

本来求めているイメージを壊しかねません。

そして、継続性を持つ中で出演アーティストにも広がりを持たせていければと考えています。

普段、アーティストや作品に触れる機会が少ない方々にも、アーティストそれぞれの視点、思考、

作品を楽しんで頂き、「もの作り」に興味を持っていただく切っ掛けになれればと思っています。



いろいろと夢は広がりますが、今やるべきことはVol.0をより良いイベントにするということ。

始めは小さい規模からのスタートになるでしょう。

その中でもより多くの人に来てもらい、冬の夜を楽しんでいただけたらと思っています。

根源たる想いは、楽しくつながること。

世の中には様々なイベントが行われていますが、イベントを始める切っ掛けというのは、

楽しいことをしたい・楽しさを共有したいという気持ちからだと思います。

構想・準備段階で主催側にはそれぞれの想いや考えがあると思いますが、

イベントをやる・継続していくことの意味は、初回を無事開催し、そこに来て下さった皆さんに

楽しんでいただけたと思えた時に、何らかの答えのようなものが見えてくるように思えます。


僕自身、2008年に長野に戻ってきてから、様々なイベントに出演させていただきました。

長野で暮らすこと、ものをつくる・表現することは、

それまでの10年続けてきたものとは大きく変化しました。

自分が重ねてきた歳月による変化もあるのでしょうが、

長野の自然と人がもたらしたものはとても大きいと感じています。

そして、長野でできること・長野だからこそできることがあるという想いから活動を続けています。

「長野から世界へ」という想いも大切ですが、同様に長野に暮らす人々に

長野で生まれている表現を知ってもらう・広めるということがより重要に思え、

その想いが心に強くあるのです。


今回のイベントを主催するにあたって、主催と出演とでは考えることに

大きな違いがあるのだと感じています。正直に言うと大変なんだなと。

独りでは何もできないし、ひとつひとつ決定していかなければ何も進まない。

空間と時間を届ける舞台をこと細かくつくることが役割なんだと感じます。

ホワイトベルは、スキー場のレストランで、イベントを行うための環境・機材等はありません。

音響・機材に関しては、スタッフに扱える人間がいないので、すべてアーティストに協力して

いただきながら準備を進めています。たくさんの方の協力なくしてイベントは運営できません。

アーティスト・スタッフが想いをひとつにイベントをつくり上げ、

来て下さった方々に楽しんでいただくことで、

共有が生まれひとつの輪になると願わずにはいられません。

ホワイトベルのモッサンやスタッフ、アーティスト達のそれぞれの想いがあると思いますが、

たくさんの方と、楽しい冬の夜を過ごせればと思っています。

沢山の方の来場を心からお待ちしております。

ぎりぎりまで準備に力を注ぎます。

よろしくお願いします。


同じカテゴリー(イベント情報)の記事画像
White Bell vol.0  PHOT
2/6「 White Bell vol.0」
同じカテゴリー(イベント情報)の記事
 White Bell vol.0 PHOT (2010-02-13 01:19)
 2/6「 White Bell vol.0」 (2010-02-10 04:42)
 ドリンク&フードメニュー (2010-02-03 04:23)
 会場について (2010-02-02 03:37)
 地図 (2010-01-25 02:39)
 タイムテーブル (2010-01-15 12:04)

2010年01月08日 Posted byWhite Bell at 05:29 │Comments(2)イベント情報

この記事へのコメント
blog見させてもらってます
山夢のSAKIです!

色んな想いを読ませてもらって、一緒にこの長野で、地元長野人々と素敵なイベントを作り上げたいなと思いました

おしょーくんの気持ちに答えられるように
山夢も今出来る最大限の協力をしたいと思います
とっても楽しみです
素敵な一日になりますように

頑張りましょ〜
Posted by SAKI at 2010年01月08日 11:38
SAKIちゃんありがとう。

長々と書いたけど、二文字で表すとすれば
バンド名の「山の夢/山夢」だと思っています。

イベントはアーティストの力あってこそです。
よろしくお願いします。

力を合わせて、できる事を積み重ねていきましょう。
Posted by 霖〜rin〜 at 2010年01月13日 21:40
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。