2/6「 White Bell vol.0」

「 White Bell vol.0」無事終了いたしました。

何かポッカリ穴が空いてしまたかのような状態で、まだまだ冷静に振り返ることが
できないかもしれませんが、イベント報告致します。長々なりますがおつき合い下さい。

6日(土)は、長野北信地区には大雪警報もあり、トンネルでは玉突き事故が発生したり
志賀高原のスキー場では雪崩が起きるほどの大雪で、市内も雪に包まれました。
会場である飯綱高原も時間が経つにつれ吹雪は激しくなり、外に出ることが困難な状態でした。
このままでは、山まで上がってきてくれる人なんていないだろうと、
関わってくれた人達に土下座する覚悟でした。
そんな吹雪の中、駆け込んできてくれる人を見るだび嬉しかったです。
県外から来て下さった方々も多数おり、
スタッフ・アーティスト含め80名近くが荒れる雪山へ集いました。

かなり時間が押してのスタートになりましたが、沢山の人に来て頂きイベントがスタートしました。


2/6「 White Bell vol.0」

ライブ1曲目は山夢の「Respect Nature」しかないとお願いしていました。
照明を落としライブがスタートして真っ先に音に乗り始めたのは小さな子供達でした。
新曲3曲を含め、全体にしっとりといつものように優しくオープニングライブを飾ってくれました。


2/6「 White Bell vol.0」

Ranran.の「LOVING2009 "NICE DAY"」。スキー場で上映する上質なスノーボードムービー。
スノーボード好きも多くいたと思いますが、日本の山の普段見れない風景とライディング映像を
堪能させてくれました。当日も荒れた天候でしたが、パウダーを楽しんだそうです。さすがです。


2/6「 White Bell vol.0」

UKIは、皆が聴き惚れていました。自分もどっぷりUKIの世界に入り込みました。
ディジュリドゥなど普段耳にしない人には衝撃だったのではないのでしょうか。
歌ではあるのですが、音として響き渡る。彼女達独自の世界観を披露してくれました。


2/6「 White Bell vol.0」

ten’s acousticは、自分も初めてでしがフルメンバー5人揃ってのライブでした。
スタンディングで盛り上げてくれました。柔らかい中にも男の渋さ。
5人揃うと音の広がりは大きく増し、ROCKしていました。


2/6「 White Bell vol.0」

Dj SAKUは、UKIの独自の世界観からロックのten’s acousticに移る間にしっかりと会場の
空気を上げてくれました。ずっと緩くいくのかなと思っていたこちらの予想を見事に
裏切ってくれました。その後も会場を心地良く音で満たしてくれました。


2/6「 White Bell vol.0」

そして、ラストは3組が揃いBob Marleyの「no, woman, no cry」をセッション。


2/6「 White Bell vol.0」

榮玉は、展示販売で綺麗なガラス玉と丁寧に編まれたヘンプのアクセサリーを沢山飾ってくれました。
たくさんの人がアーティストの栄一と話をしながら、綺麗なガラスの中を覗き込んでいました。


2/6「 White Bell vol.0」

霖〜rin〜こと僕は、予定ではゲレンデにランタンキャンドルを置く予定でしたが
外は吹雪で急遽室内での演出となり、数は半分になってしまいましたがステージを中心に
照明を落とした空間に光を灯しました。ステージ脇にも一番のお気に入りの絵を飾りました。

Foodのホワイトベルも限定50食のタコライスやサイドメニュー・お酒で
皆さんの楽しい時間を演出してくれました。


個人的には、コピーにもあるように「緩やかな雪夜」をイメージしていたのが外は大荒れ。
吹雪で大変なことになっていましたが、会場の中は緩やかな空間と時間になっていたと思います。

アーティストの多くは、搬入時に車が雪にはまってしまい皆で押し出しました。
長野で暮らしていて初めてはまったという人が多く、何台の車がはまったことでしょう。
その度に、皆総出で協力したことさえもイベントをつくり上げるひとつとなったようにさえ思えます。
天候が良かったら、もっと沢山の人に来て頂けたのは確かです。予定していた何人もの方々が状況が故
来て頂けなかったことが残念ではありますが、困難な状況だたからこそ、会場内の空気が良くなった
とも言えます。同じ状況・空間・時間を共有できた方々には、記憶深くに残ったと思います。
自然の厳しさを痛いほど感じました。

大吹雪で帰りも危ぶまれる状況でも駆けつけて下さった方々には、本当に頭が下がります。
今回のイベントには、子供達も沢山来てくれていました。会場中央に用意した靴を脱いで座り寝転んで
くつろげる場所は子供達にとっては楽しい遊び場になったようです。
子供達の存在がイベントに暖かみを与えてくれたのは確かです。

2/6「 White Bell vol.0」

2/6「 White Bell vol.0」

2/6「 White Bell vol.0」


来て下さった方々は、アーティスト達の表現を知らなかった人達が多く、堪能して頂き、
楽しいイベントだったと言ってくれました。
アーティスト達も、参加できて良かったといってくれました。
スタッフも、それぞれの持ち場で頑張り、最後には皆がいい顔をしていました。

そして、何よりも嬉しかったのが「暖かいイベントだった」と多くの方々に言って頂けたことです。

個人的には、自分のこともその他のことも普段から、物事を大げさにしたり過大評価することは
好きではないのですが、今回のイベントは、楽しい良いイベントになったと言えます。
長野に戻ってきてから知り合い、ここでの生活を楽しくしてくれた仲間達とイベントができたこと。
自分の惚れ込んだ、長野のアーティスト達と共にイベントの空間と時間をつくり上げれたこと。
そして、来て下さった方々に長野のアーティスト達の表現を知ってもらい楽しんでもらえたこと。
本当に嬉しく思います。

未だに空中を漂っている感覚で、いろんな想いがあるのですが
言葉にすると「ありがとう」にしかできないのがもどかしいくらい本当に「ありがとう」です。
あの場にいた皆さんに感謝です。
そして、このイベントができたのは、ホワイトベルがあったからこそです。
モッサン・レイありがとう。お疲れさまでした。
食事をしながら盛り上がった話が、しっかりとカタチになりました。
そして、こちらのわがままを聞いて手伝ってくれたスタッフの皆さんありがとう。

イベントを初めて主催するにあたって、力不足で行き渡らない所もあったかと思います。
特に関わって頂いた方々には、わがままとご迷惑をお掛けしたことと思います。
スッタフには音響に関われる者がおらず、アーティスト皆さんには機材・音響等で
協力して頂きました。
予定から1時間以上押してのスタートとなってしまい、
来て下さった方々にはご迷惑をおかけ致しました。
スタートが遅れ、Dj SAKUには時間を削ってもらうという申し訳ないことにもなってしまいました。
思いかえせば、イベント準備から始まり当日と反省点だらけです。お詫び申し上げます。

来年も、開催が決定しております。
今回の「vol.0」は経験・空間すべてにおいてゼロからのスタートでした。
良かった所を伸ばし、反省点を改善し、イベントとしてより質の高い
長野の土地とアーティストと人で、長野だからこそできる冬の暖かい雪夜にしたいと思っております。

今後も、僕個人の活動も含めアーティスト達の動きをできるだけ、この「 White Bell Blog 」で
ご報告できればと思っておりますので引き続きご覧頂きたいです。
また、各アーティストの情報は「お気に入り」にもあります各HPでも
ご覧頂けますのでチェックしてみて下さい。

今後とも「 White Bell 」をよろしくお願い致します。



自然に恵まれた長野の土地を
長野で活動しているアーティスト達の表現を
これからも沢山の人達と共有・共鳴できることを願って。

ありがとう。



霖〜rin〜


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2010年02月10日 Posted byWhite Bell at 04:42 │Comments(0)イベント情報

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